タイのバイク免許は、日本のように排気量で区分されておらず、1種類しかありません。
これを取れば小型バイクもハーレーも乗れてしまいます。
バンコクで免許が取得できるのは2か所。
チャトゥチャック(BTSモーチット駅そば)とバーンチャーク(BTSバーンチャーク駅そば)です。
場所はそれぞれこちら。
チャトゥチャック
バーンチャーク
居住地によって申請場所が変わります。
(免許はタイ居住者しか取れません。旅行者は不可です)
自分がどっちに行けばいいかは、陸運局に確認するのが安全です。
私はバーンチャークに近いので、バーンチャークに行きました。
初回、朝9:00過ぎに行ったのですが、
「今日の申請はもういっぱいだから受け付けられない。(受付を開始する)朝7:30にまた来い」
と言われてしまいました。
9:00ごろ行って受け付けてもらった人も知ってますが、早く行ったほうが安全だと思います。
(日本の免許からの切り替えだと受け付けてもらえるっぽかったですが、その場合国際免許証か日本大使館発行の証明書が必要です)
必要な書類は下記の通り。
1)申請書(係の人が書いてくれます)
2)パスポートの原本・コピー
3)居住を示す書類(ワークパーミット等)の原本・コピー
4)健康診断書
陸運局周辺にクリニックがあります。
モーターサイの運ちゃんに「クリニック」と言うと連れて行ってもらえます。5分ほど診断してその場で発行。私の場合、発行料150バーツでした。モーターサイ代80バーツ。場所がわかっていれば、自分で行ってもいいと思います。
5)申請料(忘れたけど、大した額ではありません。200バーツくらい?)
試験の流れは下記の通り。
1)身体検査
ブレーキを踏むスピード、深視力(二本の棒が前後同じ位置に来るまで動かす)、視野(視野の端で点灯する明かりの色を言う)の試験があります。
説明は全てタイ語で行われますが、他の申請者の見よう見まねでクリアできます。
2)学科試験
個別のブースに座り、モニタに出てくる問題に解答します。
4択です。
日本語版があります。
ただ、翻訳の精度があまり高くないのと、問題の意味がよくわからないこともあり、けっこうシビアです。
例えば、
「公道を走ってはいけないものはどれか。1、ブレーキランプが壊れている車、2.戦車、3.キャタピラではない建設機械、4.ナンバープレートが付いていない車」
みたいな問題があり、どれを選択していいか悩みます。
30問中25問以上正解で合格。時間は60分です。
でも、考えてもわからない問題が5問くらいはあるので、運の要素が強いです。
私は26問正解でギリギリでした。
3)実技試験
コースをバイクに乗ってまわります。
バイク持ち込み可、借りる場合は50バーツ。
今から免許取るのにバイク持ち込み可ってどういうことよ。と思いますが、まあタイなので……
試験内容は、停止線での一旦停止が数回、コーンをスラローム走行、以上。
簡単です。
全部終わったら、免許交付を待ちます。2時間くらい待ちました。
即日交付なので、免許を受け取ったら終了。お疲れ様でした。
朝7:30に行って、免許を手にしたのは14:00すぎでした。
下手したらもっとかかると思うので、一日仕事と思っておいたほうがいいです。