2011年07月27日

タイ人の仕事における傾向

なんだかんだで通算3年半ほどタイで仕事をしていることになります。

タイで仕事をすると言うことは、当然日本とはいろいろ違うことがあります。
特にタイ人と一緒に仕事をするのは、元々文化も違う人同士が接するわけで、いろんな発見があります。
今までの私の経験上、日本との違いを感じたことを挙げてみようと思います。


1)公私の区別があいまい
公私というか、オン/オフの感覚があまりないです。
仕事中でも物食べたりだべったり、日本のオフィスでやったら顰蹙ものの行動が多々見られます。
反面、常にリラックスしているので、仕事に関するプレッシャーやストレスはあまりないようです。
彼らにとってはこれが当たり前なので、日本式の精神論を押し付けると、ガンガン辞めて行きます。
何でも、タイで現在のような企業群が成立したのがわりと最近らしく、「企業という組織で働く」という経験をした第一世代がそろそろリタイヤするような時期らしいです。
「社畜」的な人はすごく少ないです。

2)ウルトラCで問題解決
私(日本人)には考えられないようなやり方で問題を解決しちゃうことがあります。
たとえば、取引先で
「A社はこう言っていた」
とハッタリをかまし、
「じゃあ今担当者に電話して確認する」
と言われた瞬間、席をはずしその担当者の携帯に電話して話し中にして、取引先に確認させないようにするとか。
あと、知り合いのコネで無理筋を通しちゃったりとか。

3)シングルタスク&上書き
一度にひとつのことしかできない人が多いです。
しかも、Aという仕事をしている時にBという仕事を頼むと、Aが途中でもBにとりかかっちゃいます。
Bが終わったころにはAのことは忘れています。
マルチタスクが普通な日本人は、この点でアドバンテージを持っていると思います。
ただ、自分がお願いした仕事も、他の人が後から何かを頼むと上書きされちゃうので、こまめなチェック(上書き返し)が必要です。

4)全体最適を考えるのが苦手
自分の担当業務をきっちりやるのは得意ですが、それが全体にどういう影響を与えるかには、わりと無頓着です。
元々超個人主義な人たちなので、むべなるかな、という感じです。
でも超きさくで、プライベートにもちょっかい出して来るんですよね。
「おれは好きにするから、みんなも好きにしてよ」って感じ。
気さくな個人主義者。おれか。

まあ、私にはすごく合ってるんですけど、受け入れられない日本人の方もけっこういるかも知れませんね。


posted by インサック at 21:34| Comment(0) | 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

転職1週間目

転職して最初の週が過ぎました。
主に今の会社の業務内容や機能についてのレクチャーを受けつつ、プレゼン資料の翻訳やローカライズ、既存顧客の業務内容の分析等をやってました。
社内では基本英語(時々タイ語)で、日本語を話すことはほとんどありません。
そういう環境が辛いかな?と予想していたのですが、思ったほどではなく、わりと自然な感じで英語が話せています。

日本の本社からの依頼事項や、タイの日系企業から「日本人を出して欲しい」みたいな要望がり、毎日受け引っ張り出されています。
前のエントリで、

タイで働くうえで、日本人であることが最大の武器だと思っています。
日本語が完璧に話せること、日本人の考え方がわかること。
これは、タイ人(に限らず、外国人)がどんなにがんばってもできないことだと思います。
逆に、私は外国人のことを完全には理解できませんが、それでも普通の駐在員よりタイ人の考え方・文化は理解できていると思います。
グローバルな感覚を持ったうえで、日本・タイ間の「ビジネス文化の通訳者」になれれば、それが私のコア・コンピタンスになると信じています。


と書きましたが、まさにそういう役回り。
話を聞いていると、過去にも日本人とのコミュニケーション・ギャップが原因で失注したりうやむやになったりしたことがあったみたいです。
そういった機会損失を失くし、日系企業向けビジネスを増やしていくことを期待されているんだと思います。

また、みなさんすごくケアしてくれます。
業務内容のレクチャーも懇切丁寧だし、ランチは毎日誰かしらが誘ってくれるし、
「コーヒーいる?」
とか、
「わからないことがあったら何でも聞いてね?」
みたいなことを、すごくよく言ってくれます。
前の会社の放置っぷり、相互不信とえらい違いです。
社風や経営者の理念の違いはものすごいです。
社長(タイ人と英国人のハーフ)にも挨拶したのですが、
「Most important thing in this company is "Enjoy youself"」
と言われました。
素晴らしい。

とは言え、甘えてばかりもいられませんので、目標達成に向け、来週月・火で5つアポイントを入れて見ました。
みんなの好意に応えないとね。



posted by インサック at 19:44| Comment(2) | 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

転職しました

7/1(金)は、新しい会社への初出勤日でした。

2日ほど前にボスから電話があり、「会社の人間を紹介するから飯食おう」
と言われ、彼の右腕的な人と食事をしました。
このへんの気遣いがタイ人ならではだなあ、と思います。

まあ初日なんで、PCのセットアップとかオリエンテーションとかで終わりました。
私のミッションはすごく明確で、日本企業向けの企画営業です。
今でも日本企業との付き合いはあるらしいのですが、窓口が日本人だと、言葉や文化の違いがどうしても乗り越えられないと。
ということで、現在彼らが対応に苦慮している既存ユーザへの提案から始めることになります。
テレアポや飛び込みの必要はないということです。
個人的に、テレアポや飛び込みって、とても効率が悪いと思います。
もし自分が反対の立場だったら、まず会いません。

タイには多数の日系企業が進出して来ており、たくさんの駐在員・現地採用の方が働いています。
が、英語かタイ語が堪能な人は、まあ半分弱くらい?
そんな状況では、タイ人としては日本人とのコミュニケーションはなかなか難しいんだと思います。

今回の職場は、私以外みんなタイ人なのですが、マネージャクラスはみなさん英語が達者。
前職が外資系の人も多く、コミュニケーションはほぼ問題なかったです。
当然日本語は全く話さなかったですが、思っていたほどストレスは感じなかったです。

会社のカルチャーもしっかり共有できているようですし、気さくでロジカルな人が多いように感じました。
後は結果がうまく出れば、楽しく仕事ができそうです。
そこが一番難しいんですが……

ま、英語もタイ語も上達しそうな環境で、うれしい限りです。
タイ語で仕事できるようにならないとなー……

posted by インサック at 01:42| Comment(2) | 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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